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2014年11月18日(火曜日)

常滑市、谷川徹三史料調査

カテゴリー: - susumuhayashi @ 10時47分44秒

これは10月半ばに書いた記事。文章途中のまま一度投稿したが文章が途中で終わっていたので、一度消して、あまりの忙しさに、そのままになっていたもの。少し手を入れて、1ヶ月遅れで投稿。土曜日というのは10月11日のこと。

ここから本文

土曜日に科研費プロジェクトの出張で常滑市に。

市立図書館の谷川徹三文庫、谷川徹三を勉強する会が岩波書店から借り受けた
谷川史料などを保管している「収蔵庫」(中心的会員の森下肇さんが借りているマンション
の一室)、森下さんのご自宅、常滑市文化会館での谷川徹三を勉強する会の月例会、を訪問。

常滑駅に、会員で同会作成の資料の作成を一手に引き受けておられる杉江孝夫さんと
森下さんが迎えに来てくださった。

お二人と、同会の代表で、法政大で谷川の薫陶を受けた、杉江重剛さん(谷川の
御親戚とか)と合流し、常滑市立図書館へ。

市立図書館では、僕が、電話でご連絡した後、担当の古橋さんなどが、
資料を探してくださったとのことで、なんと、日本経済新聞の
人気連載記事「わたしの履歴書」のための谷川の手書き原稿など、
相当数の谷川の文書や、そのコピーがあることが判明。

図書館では館長の田中邦夫さんにも臨席頂いて恐縮。
文化遺産として、こういう史料を大切に保管頂くようにお願いした。

どうも、丸まま丸善系のTRCという会社に図書館業務を委託しているらしく、
名刺からすると、館長さんも、その会社の方らしい。
同社のグループでデジタル画像アーカイブ関係を担っている
TRC-ADEACの社長の田山健二さんまで東京から見えていた。
TRC-ADEACは、高速の地図などのWEB画像提示の技術を持っているようで
古地震の地図への応用など興味深い。時間ができたら連絡を取る予定。

谷川の会や、常滑図書館の様に、貴重な京都学派史料をもつグループ、
機関、あるいは、個人のお役に立てるように
して、結果として、京都学派の史料を保全するのが、現在の
科研費プロジェクトの主な目的になりそうだが、これから申請する、
次のプロジェクトでは、これが京都学派を超えて行われなくてはならない。
その布石になりそう。(11月18日:次の投稿参照)

谷川史料を保管している「収蔵庫」では、岩波からの借出し
史料など、面白いものを沢山見せてもらった。谷川が、
行った、国策ラジオ放送ともいうべきものの史料が実に
興味深い。歌手藤山一郎の「戦争協力」など、
戦後の異様なまでの「平和主義・平等主義」の立場からは
理解できないものが、ここにあるのではないか?

史料について同会が纏めた冊子を頂いたので調査・研究の予定。

旧家である森下家では、森下肇さんの御母上を始め、
奥様など、ご一家をあげて歓待を受け恐縮。
それにしても森下さんのお母様は凄い。
八杉の母を連想。

谷川徹三を勉強する会に出席させて頂き、京都学派アーカイブの説明。
杉江重剛さんのご依頼で、田辺についても一言。谷川の会の後、森下さんの
お宅に返り、暫く懇談。森下さんのお母様から古文書の勉強会について、
資料付で色々教えて頂く。これが科研費申請に向けて大変ありがたかった。

次の投稿「怒涛の一か月半」に続く


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