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2014年3月19日(水曜日)

大学人の責任

カテゴリー: - susumuhayashi @ 02時29分57秒

小保方晴子さんのSTAP細胞の問題がマスコミやWEBの世界をにぎわしている。
実は4月からの2回生向け講義で、iPSやSTAPが目指すエピジェネティクスの
リプログラミングの問題を取り上げることにしていたので、STAP細胞は、
僕にも興味深々の問題だった。

STAP細胞の報道を見たとき、感じたものは、ある種の違和感だったが、
もし、これが本当に正しいのならば、僕がもつ日本における科学・工学や、
特に日本の大学が持つ問題への意見が間違いだったことになるのか、と思って
いたのだが、結果としては、自分の意見の正しさを再確認することに
なった。しかし、それは悲しいことである。

もし、STAP細胞の現象が現実に存在しても、小保方さんは、科学の世界からは
追放されるしかない。気の毒だが、この人はそういう人なのである。

しかし、この問題の責任は、小保方さん一人にあるのではなく、
我々、日本の大学人全体にある。ある意味では、小保方さんは、その日本の大学人
が犯した犯罪の被害者だともいえる。

ただし、これは自戒の意味で言っているのであり、僕は、絶対に小保方さんと
いう人の行いを許容するとか、見逃すべきではないと思う。この人は、絶対に
科学の世界から去る必要がある。こういう人がいると科学は科学でなくなる。

この人を許容するならば、僕が大学人として、それが正しい道と信じて、
自分の学生たちに、彼ら彼女らからみれば、厳し過ぎる態度で当たって来た、
そのすべてが虚妄になる。僕が、学生たちに、自分で後で考えても、
厳しすぎる対応をするのは、自分の学生たちには、小保方さんのような人に
なって欲しくないからであり、それが彼ら彼女らの未来の手助けになるはずだと、
教育者として微力な自分が、彼ら彼女らの未来に、たとえ少しでも貢献できる道
だと思うからだ。

しかし、これも弁明に過ぎない。我々の罪は重い。

僕は、この様な事態を招いた大学人の欲望による日本の大学の劣化に抵抗してき
た自信がある。しかし、その抵抗はあまりに微力で、何の効果もなかった。
それならば、言い訳の証拠づくりでしかない。

僕という大学人の罪も重い…


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