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2018年3月29日(木曜日)

西田哲学館訪問

カテゴリー: - susumuhayashi @ 02時01分24秒

28日は、かほく市の西田哲学館を訪問。西田新史料の翻刻会議、今年度の最終回。

代表が浅見哲学館館長の科研費の研究が、かほく市のプロジェクトと並行して走っているが、
その分担者の一人として工繊大の秋富さんが来ていて、久しぶりに話す。驚いたのは、
このプロジェクトに参加している、石川工業高専の鈴木教授が挨拶をしてくださって、
以前、北大の中戸川さんを通して、電話で話したとこのこと。元は産業図書に勤務されていた
とかで、確か、そういう方の紹介があったような記憶が朧げに…

兎に角、記憶力とか判断力が衰えてきていて(というか、記憶力は以前から怪しいが :hammer:)、
今日も、最寄りの東西線の駅で、滑り込んできた反対方向の列車に、何時もの癖で飛び込んでしまい、
危うく、会議に間に合わないのは回避したものの、無理矢理乗ったので、予約した指定席などは、
全部、パーになるかと思ったが、宇野気駅の方やサンダーバードの車掌さんなど、
JR西日本の方たちの大変に親身な対応の、お陰で、数百円のマイナスで何とかなった。深謝!!!

西田哲学館は、立派な研究棟ができていて、そこで会議。満原さん、吉野さんの二人の研究員が
積極的に発言してくれて、心強い限り。来年度も、上手く行きそう。

宇野気は、京都より少し寒く、それでも桜が良く咲いていた。金沢駅の人出は、閉口するレベル…

帰宅したら、庭の桜が満開に近く、花桃や、山ツツジなどが、かなり開花してきていた。

で、夜中になって、何の気なしに、姉小路の飯田さんをググってみたら、ミシュラン三ツ星になっていた。

いい店にいくと、緊張感がありすぎることがあるが、飯田さんのお店だけは、これが全くない。
開店当初で、まだ、無名の時に、共通の知人に紹介してもらって、それから、年に、
多くても二度ほどながら、寄せてもらっている。飯田さんと女将さんの人柄が本当に良くて、
緊張感なしに、最高の食事ができるので、大変、好きなお店だ。

前回、お願いしたときには、中庭に、見かけが太々しい猫がいて、焼き魚(鰻、ただし、
並の鰻ではない)を焼く煙のせいか、「食べたいよー!!ニャーニャー」と泣き続けていた。

女将さんに聞いたら、カラスだか、他の猫だかに(どちらか、忘れた)、追いまわされて、
お店の中庭の木の上で切羽詰まっているところを、飯田さんが助けて、それから、飯田さんに大変
なついているのだとか。

こういう野良猫が中庭で、ニャーニャー鳴いているのは、センセイも僕も大好きで、
「飯田さんらしいなーー」と思って、嬉しかったのだが、でも、これって、もしかして、
これを理由にミシュランの星が一つ減らないかと心配していた。でも、星が減っても、
それが飯田さんの勲章だね。などと思っていたら、逆にあがった!!

まさか、ミュシュランも、野良猫のために星を増やしたわけではないだろうが。 :-D


2018年3月20日(火曜日)

稲葉さんとの議論

カテゴリー: - susumuhayashi @ 01時50分46秒

3月18日の日曜日、東京にて京大文科学哲学科学史専修出身の稲葉さんと会い、
僕の数学基礎論史観について議論。

予想以上の成果!

僕の「19世紀末から20世紀初頭の数学基礎論の成立と、主流の数学者が第二次世界大戦を境にして、
哲学から完全に離れる」という現象を、「哲学の一部であった伝統的論理学が、記号論理学と、
集合論に再編され、さらに公理的集合論ZF,BNGとして形式化されることにより、数学に必要な哲学の一部分が、
数学化(科学化)されて、哲学から切り離された」という歴史過程として理解する、という歴史観を
話したところ、大変、強い賛同を貰えた。

これには、物理学における「近代化」が、並行するように伴っていて、
そこの部分を物理学史の稲葉さんに聞きたかったのだが、
どうも、僕の素人理解でも大丈夫な感じ!

実は、この歴史観を纏める段階で、ゲーデルの物理学への言及の重要性に気づき、
そのため、数学史と物理学史を比較する必要に気づいた。

その時点で、稲葉さんと関西大学の杉本舞さんより、彼と彼女、そして、その仲間たちによる
Quantum Generations の和訳を献本していただいていたというのは、これも、
また、奇跡のような出来事。

この様な、幸福な出来事の連続で、僕の人文学研究は成り立っているのだが、
本当に、この幸運は、奇跡、としか言いようがない。

できれば、それが、稲葉さんや杉本さん、そして、僕の唯一の「弟子」と言いたい、
橋本君に継承されれば、と願う…


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