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2017年12月30日(土曜日)

”ものづくり”という呪縛

カテゴリー: - susumuhayashi @ 02時08分56秒

今朝(29日朝)、昨日注文した照明スタンドがもう入荷したとビデオ近畿から電話。迅速!!
しかしながら、大学で閉まっているので、来年取りに行く。1月5日からの営業。この照明で上手くいってくれ!!

昨日、夕飯を作りながらNHKラジオを聞いていたら、池上彰さんの番組で、東大名誉教授の政治学者御厨貴さんなどの数名が座談会風に議論していた。

その中で、「今、儲けているのは、ものづくりの企業ではない」という発言がありながら、「基本はものづくりだから」という発言に、
座談会のメンバーの誰からも反論がない。一人のメンバー(NHKの解説員?)から、ニューヨーク中心地(多分、タイムズスクエア)の
広告が、以前は日本企業のそれに占められていたのが、韓国や中国の企業にとって代わられ、僅かに東芝を残すのみだったが、それも
消えることになっているという発言あり。この人たち、わかっていて、大衆に合わせるために、こういう生ぬるい議論をしているのか、
それとも、本当に、そういう生ぬるい立場を信じ切っているのか……

思うに、「日本の失われた○○年」の原因のかなり大きなものの一つに、「ものづくり神話」がある。
この言葉のために、「ものづくり日本」という言葉のために、日本は変わることができなかった。

太平洋戦争末期でも、かなりの人たち、特に少年期の若者たちが、本当に神風が吹くと思っていたらしい。
それと同じ構造が、今の時代にもある。もう、この大好きな国を見限るしかないのだろうか……


2017年12月28日(木曜日)

これが解決策となるか?

カテゴリー: - susumuhayashi @ 02時49分17秒

群馬大での田辺元史料などの撮影の時、一番、困るのが照明。

史料を無反射ガラスやアクリル板などで押さえるのだが、
これに照明が写り込む。特に天井灯の映り込みは最悪なので、部屋の照明は
すべて消して、両側45度の角度に照明を置いて撮影する。

ただ、この際に光ムラが生じて、そのために原稿用紙の罫線消去などの
フィルター操作が不可能ですと業者の技術者に言われることがある。

そのため、群馬大図書館での田辺史料を想定して、
(1)軽い。一人で持ち運べる。
(2)色ムラが生じない
という二条件を満たす照明を見つけるため、今まで
どれだけの照明器具を試みて来たことか…

昨日、放送大学の講義のための収録に来て
下さった撮影会社に教えてもらった、ビデオ近畿という
会社を訪問して、この問題のソリューションになり得る
照明を見せてもらう。

サンテック社というところの製品で、昨日見たものより、
ずっと安い。LED電球が268個使われており、それに細かい穴が大変多数
開いているプラスチック板が取り付けられている、
という構造らしいが、非常に良さそうな光の具合だったし、
それなりに軽量。また、色温度も容易に設定できるので、
即決で2セット注文。

照明パネルのためのスタンドが入るのが1月の半ばになりそうだが、
それまでに調査旅行の予定はないので、全く問題なし!!

これで上手く行くといいのだが…


2017年12月27日(水曜日)

放送大学インタビューの収録

カテゴリー: - susumuhayashi @ 00時49分06秒

26日午後は、放送大学青木久美子教授の「日常生活のデジタルメディア」という講義の
最終回のためのインタビューの収録。

以前だったら、放送大学の事情を見るのに良い機会だと、東京にイソイソと出かける所だが、
最近、色々と忙しいこともあるが、出不精になっているため、京都まで来ていただいて、
僕の研究室で収録。

大阪から来ていた撮影スタッフの方たちが組み立てている照明が、目に飛び込む!

群馬大の田辺元史料には、原稿用紙を半分に折って裏表両面を使うノートにしたものが、
かなりの数あるのだが、広げて撮影するのだが、原稿用紙は、結構広いため、
光のムラなく撮影するのが難しい。

人間の目には、なんらのムラも見えなくても、プロにフィルターをかけてもらおうとすると、
「人間の目では確認できないような光ムラのためにできません」といわれることが
多々ある。そのため、なんとか京都から群馬まで携行出来て光ムラがない照明を求めて、
もう随分沢山の撮影用照明を試したが、未だに、理想の照明器具が見つかっていない。

それが、今日(26日)の撮影のために使われたライト(?)では、LEDが数百ほどならんだ
板の様なものが使われていて、スタッフの方に聞くと、肉眼では認識できない光ムラのことを
ご存じで(さすがプロ!)、この機材だと、そういう光ムラなく撮影できるとのこと!!

それに、それほど重くもなさそう。値段も十分買える範囲。

京都で売っている所の情報を後で送っていただけることになり思いがけない収穫だった!

インタビューの方は、青木先生とも、制作の責任者の園田さんとも、
僕の話を面白いといってくださって、色々と共感してもらえたので、大変楽しかった。

実は、僕の話は、かなりの確率で、意味を理解してもらえないことがある。
特に機械系などの、工学部生え抜きの様な人にはなかなか理解してもらえない。
それどころか反発を受けることも、以前は、良くあった。
まあ、少し語弊があるが、「オジサン」に話すと反発を受けることの方が多かった。

そういう中で、共感してくれる人は、建築とか、デザイン関係の方、
アメリカで教育を受けたり、仕事をした経験のある人に多いのだが、
青木先生は、アメリカでの教育と、教職の経験をもつひとだった。

園田さんは番組制作の方だが、これはデザイン関係の人と同じなのだろう。

それに、お二人とも女性で、兼業主夫である僕としては、現政府が進める女性の
社会参加の関係の話でも、共感してもらえたみたいだった。
#締切が幾つも重なる時、大学での仕事を終えて家に帰り、
#夕食の準備をして、その後、また、仕事にもどるのは、
#体力が衰えて来た僕にとっては、かなりつらい…
#50代位までは、そういう時には、睡眠時間を1,2時間に切り詰めて、
#場合によっては0時間にして乗り切っていたが、残念ながら、もう
#やれなくなっている…
#そういう仕事が、ジェンダーだけで担い手が決まるのは、実に変だ!
#ちなみに、我が家の場合は、ジェンダーではなくて、スキルの差で決まっています。 :-D

今日みたいに、面白がって、共感してもらえると、大変嬉しいため、
例によって、ちょっと喋りすぎた… 

僕は、おばさんみたいな性格で、おしゃべり大好き、な人で、喋りすぎて、仕事をしたいパートナーに煙たがられている。 :hammer:
反省…

この投稿を書きながら、メールをチェックしたら、撮影スタッフの方から、
照明を販売している会社の詳しい情報が来ていた。感謝!!!
:-)

今年度も、そろそろ予算の執行の締切が近づいて来ているので、
明日にでも電話してみよう。まだ、営業しているといいのだが。


2017年12月26日(火曜日)

早朝セミナーと京大らしくない京大

木曜日に産官学連携本部の菊川さん来訪。RIETIのPDP「AIと社会の未来」を見ての来訪とのこと。

京大オリジナルという株式会社ができるが、その事業のひとつが一般向けの講義シリーズで、丸の内に努める30代、40代の人たちをターゲットに、早朝7時台からの4回ものの講義の依頼。

内容は、必ずしもAIでなくてもよかったらしいが、多分、それが一番受けると思い、昨年度の特殊講義でやったAI論をベースにして、現在のAIの実相を暴くというテーマで講義することなった。

パートナーに、「私は70歳まで働いたのだから、あなたも70歳まで働きなさい!」と指令を受けているので、来年度末の定年退職を見据えて、以前だったら断ったかもしれない、東京での講義を引き受けた :-?

グーグルのネコ、東ロボ君、AlphaGo、オズボーンたちの失業予想、など、マスコミで話題になっているものの実相を暴き、最後に、RIETIのPDPで展開した「AIによる能力格差拡大とその社会的意味(危険性)」について話す予定。

この内容ならば、話すことに、それ程違和感はないし、丸の内あたりに勤務している人たちに聞いてもらって、実体の無い日本のAIブームの危険性に気づいてもらうのは良いことだろう。

しかしながら、このテーマに落ち着くまでに、かなり紆余曲折した。その理由は、菊川さんが説明してくれた(株)京大オリジナル、そのものへの僕の違和感。

菊川さんは、京大らしさ、を出したいというので、僕を選んだというが、僕のどこが京大らしいのか不明。

僕の持つ感じでは、京大らしさ、すくなくとも京大文学部らしさというののひとつは、講義の初日に教室に行くと、どう見ても学生には見えない年配の人が前の方に陣取っていて、
講義の前やら後に、自己紹介をしてくれて、文学部の学生ではありませんが、講義を聞いていいですか、と言われること。
以前は、これが、よくあって、お礼だとかで、宇治の茶団子を頂いたりしていたのだが、最近は全く無くなった…

下手をすると、茶団子一包で、わいろだ!などと騒ぎ立てられかねない時代になっているので、当たり前か。

そして、京大オリジナルという会社を作るということは、こういう自然発生的な大学の社会貢献まで、大学オーソリティがコントロールして、収益システムの一部に組み込もうということ。

それが菊川さんが見せてくれた、京大オリジナルなどの資料から透けて見えて、「何でこれが京大らしいのだ?!」という違和感を覚えた次第。京大の京大らしさは、
そういう「権威」を突き抜けるところにあるような気がするのだが……

そのため、菊川さんとの会話の中で「今の京大は、もっとも京大らしくない大学だ」という意味のことを言ったが、この人は動じなかった… なんでも東京の大手保険会社からの出向らしい。

本当に京大は変わった…


2017年12月15日(金曜日)

常識の差

カテゴリー: - susumuhayashi @ 02時55分32秒

現代史の小野沢さんとは、研究室が向いであることもあり、良く立ち話をする。
この人は、本当に優秀な人で、特に博士論文でもある「幻の同盟」()を、
読んだときには、「私は歴史家です」とは二度と言うまい、と落ち込んだ程。
ここまでやるか!?でも、やってる… ウーム。僕は歴史家と言い張って良いのだろうか……

まあ、そういうことはさて置き。トランプはオバマが生んだとか、
色々と二人の研究室前の廊下で立ち話することがあるのだが、
今日は、なかなかシビアだった臨時教授会の「毒消し」の意味もあり、
教授会閉会の後、暫く、二人のオフィスの前の廊下で立ち話。

ITの社会インパクトについての評価は、大きく分かれるが、
トランプ大統領の実現など、様々なことについて話す。
そして、多くの事は同意見。

で、その中で、少し驚いた、あるいは、実は、僕が無知過ぎた、
こととして、ラストベルトの労働者の話しがある。

小野沢さんの様な人にとっては、ラストベルトが、栄えていた頃、
労働組合の力が高まり、マフィア化さえしていたというのは、
常識らしい。

(ここから続きを21日に書いている)

しかし、このこと、というか、アメリカの自動車産業の
組合のメンバーである労働者が、例えばレイオフをされても、
それまでと同じ収入を保証されているほど優遇されていることを、
僕が知ったのはリーマンショック後、デトロイトが崩壊した時の
ことだ。

それを知って、初めて、NUMMIが、日本の工場の
様なパーフォーマンスを叩き出せなかった理由が分かったような気がした。

アメリカ人に幾ら教えても、やはりトヨタ生産方式のようなものは、
日本人の素質、精神がないと実行できないのだ、という風な
論調に違和感を持ちながらも、数字としては、その通りだという
ことなので反論できないでいたが、これで一挙に疑問が氷解した。

そんなに優遇されていれば、向上心は生まれないだろう。
そんな風に、デトロイトの崩壊の後に、漸く僕は日米の差を
納得した。

しかし、もし、小野沢さんの「常識」を知っていれば、
NISTEPの客員研究官時代に書いたものや、調査・研究の
結論も、大きく変わっていたかもしれない。

常識の差というものは怖い…


2017年12月6日(水曜日)

Boston Dynamics とソフトバンク

日本はものづくり大国、世が世ならば日本が世界一、
こういう話を「失われた○○年」の間に、何度も聞かされた。

実は、林も、意識的に、そういう風に書いていたときもある。
まあ、そうやって「勇気づけよう、元気づけよう」としていたわけだが、
最近、もう、この国はダメなのだと、ハッキリ言うことに決めた。

11月26日の「日本のIT遅れ」で書いたように、ようやく、多くの人たちが、
日本のITが世界から大幅に遅れているということに気が付いたようなので、
林の意見も普通に通るようになったようだと思い、そうすることにした。
というか、正直なところ、もう元気づけるのでは、ダメな段階まで来て
しまったと感じ始めたのが大きい。

以上は純粋にITの話だが、最近、急に、世間が本当は日本に優位性がないことに
気が付き始めたものの一つにロボティクスがある。

アメリカには軍用の四つ足ロボットで有名な Boston Dynamics という会社があり、
この開発思想が、ホンダの Asimo などと全く違うので、僕は、まだNISTEPの客員だったころから
注目していて、NISTEPの雑誌「科学技術動向」で、これのレポートを書こうとしたら、
ロボティクスは以前やった、と言って編集長に切られた。

編集長はITが分からない人だったので、言っても、意図が分かってもらえないだろうと思い、
引き下がった。

そういう時代だったので、当然ながら、そのころは Boston Dynamics, Big Dog といっても知らない人が、
ほとんどだったが、最近になって日本でも普通に語られるようになったようだ。
#などと言いつつ、一番好きな動画はこれでした。
#ウーム、このおちょくり加減、センス良すぎる!!誰が作ったのだろう???
#知っている人がいたら、林まで、是非、ご一報を!

特に、先月の中ごろ、アトラスが「バク宙」する動画がでて、これが話題になったみたいだが、
実は、この「バク宙」は、最後にポーズを決めるところなどが、まるでホンダみたいで、Boston Dynamics らしくなく、
僕は、あまり重要と思わない。どうみても、台と台との間隔などが「決め打ち」で、
アトラスが判断しているわけではない。

こういうのはデモのためのデモに過ぎない。

それより、
荒れた雪の路面を二足歩行したり、
転んでも起き上がる
ことの方が遥かに大きい。

特に蹴飛ばされても起きるのは、Big Dog のころから、是非本物を見てみたくて仕方がなかった。

それでRIETIのAI調査の際に、久米さん(当時、リクルート・ワークス、現在、
東洋大)に頼んで、取材先としてアプローチしてもらったのだが、久米さんの努力にもかかわらず、
残念ながら、梨のつぶてだった。

それが現在は、ソフトバンク傘下!

もしかして、調査が、少し後だったら見せてもらえたのかな?残念!

もちろん、コケタ Big Dog が元に戻るのもデモではあるだろうが、
日本のロボティクスと目指すところが違うのはハッキリと見てとれる。

その様なことを考えていると、本当に暗くなってしまう。
どうして、この国は、自ら自分を追い詰めるのだろうか?

生きていくということほど重要なものは、他にない筈なのに…
日本的「潔さ」は、それを許さないのか????

僕には理解できない。在日日本人と言われても、このポジションは譲れない!!!

多くの日本人が見下してきた中国が、日本のはるか先を行っていることが露わになり、
日本が、それを呆然と眺めているという図式が定着し始めた。
#たとえば、

今日、地上波テレビの池上彰さんの番組でも、そういうのをやっていて、
芸能人のコメンテータ(?)が暗い顔をしていたのが、せめてもの救い!
#ここでヘラヘラされては、本当に望みがない…

そういう中で、このところ、Boston Dynamics を買収するなど、
どんどん aggressive さが加速しているかの様にさえ見える
ソフトバンクが、唯一の日本の望みという所だろうか………


2017年12月2日(土曜日)

西田哲学館訪問

カテゴリー: - susumuhayashi @ 03時15分36秒

今週も忙しい一週間が終わる。

今週は木曜日に石川県かほく市の西田幾多郎記念哲学館を訪問。

今回は同館館長の浅見さんの科研費などの関係のミーティング。

この科研費の京大での研究員の吉野さん、満原さんと出席。二人の積極的な参加もあり活発な議論。このプロジェクト順調以上に進みそうな期待感大。

宇野気の駅までキューレータの山名田さんが送迎して頂き、何時もながらも恐縮。

驚いたのが、調査研究棟という新しい建物が建設中だったこと。研究員の中嶋君の本拠となるのだろう。

中嶋君のために建物が出来つつありますねというと、資料の為ですとの中嶋君の返事だった。 :-)

かほく市のどなたかが、国から予算を獲得したとか。

此の所、気の滅入る話が多い中、かほく市も、国も、クリーンヒット!!という感じ。

こういう所から、これからの日本の芽が芽生えて欲しい。

木村素衛展をやっていて、山名田さんに案内してもらい説明を聞く。

小さいスペースながら、木村のスケッチや画材などもあり興味深い。

信濃には常滑の谷川の会に劣らない集団があるらしい。

今回の木村の展示は、その方たちから史料を借りているとのこと。

取材せねば!


2017年12月1日(金曜日)

経産研究所PDPと京都哲学会講演PPTスライド

カテゴリー: - susumuhayashi @ 00時42分09秒

随分遅くなってしまった経済産業研究所RIETI(経産省のシンクタンク)のAIの社会影響のポリシーディスカッションペーバーが完成して公開された。
こちら:https://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/17110014.html

また、同時に、公開ができてなかった、先日の京都哲学会の講演用PPTスライドを公開。
こちら:http://www.shayashi.jp/2017Nov03NishitaniAndTanabe.pdf

どちらもホームページからリンクをはる。


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