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2010年3月12日(金曜日)

Google 三輪車

カテゴリー: - susumuhayashi @ 10時13分55秒

今日の京都新聞朝刊に京都の社寺や大学の中を Google が3輪車で street view 撮影とあった.google って
http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/20091016_street_view_trike.html
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091019_322716.html
をみつける.

実に Palo Alto 精神の典型で,google らしい.ハッカーは,日曜大工や料理,そして,こういうもの面白がる.多分,これは物凄く小さくなり,殆どの自転車乗りやらライダーのヘルメットか何かに付くことになる.twitter の画像版?twitter は内面もUPする.視線をUPすれば,そして,そこで本当のつぶやきもUPすれば同じようになる.これは歩兵の一人一人のヘルメットに情報装置をつけるのと同じ.まさに近代.ライダー,歩兵,wearable computer のユーザーの一人一人が情報の MATRIX のセルでありクローラー.

日本語のサイトでは,「最先端IT企業が自転車?」とか「IT企業で働くものは頭脳だけでなく体力も必要?w」というのが多そう.(後者は w が主もで,w なしのような反応を意識した文章ならば実に粋なジョークとなる.(^^))ローマやギリシャではエンジンは奴隷という人間だった.現代民主主義では,すべての人は「王」「市民」にしてかつ「人間エンジン(モーター)」.この二つの配分が予め固定されておらず,すべての人にその両方である「権利」(実はburden)が保障されているのが民主主義.配分はエンジンの性能できまるから,実は,大変キツイ,残酷である場合さえ多い,システム.パロアルトの大学や企業では英語もちゃんと喋れないマイノリティが数多く働いている.その人たちはそこにいないかのように扱われる.ハッカー達さえも,そういう行動をとることを最初に見たときはショックだった.僕も戦後民主主義の日本人(だった).

こういうことが分かっていれば,日本の企業で聞かれそうな「エー!自転車で撮るの?カッコー悪いな.専用ロボットでも作りませんか?」という会話を避けることができるのだが.そういうことは情報系学科では教えませんよね.アメリカでも暗黙知として伝えていたはずだが,その暗黙知のシステムが機能しなくなったから,design school のようなものができたのか?ここは分からない.昨日の話にも通じるな...日本は Fachmenschen が prevail しすぎている.歴史を知れば,こういうことにはならないのだが.


金沢から東京

カテゴリー: - susumuhayashi @ 02時53分52秒

10日に金沢の数学の集会で,11日には東京の情報処理学会で,それぞれ講演.京都から北陸本線から上越新幹線で東京.東京から東海道新幹線で京都と,日本の中央を右回りに一周.金沢より先の日本海側に行ったことがなかったので,その風景に驚く.やはり,僕は南の人間だ.

どちらの講演も頼まれたものだが,前者では初めて公の場で田辺について話した.ヨーロッパからの出席者が大半のためか,予想以上に良い質問が多かった.ヨーロッパでは,科学者が哲学に興味を持つケースが今でも多いのだろう.情報処理学会は打って変わって大学院におけるIT教育のイベント.情報の田中さんに頼まれて京大文学研究科におけるIT教育,というより,IT利用の話をしてきた.特別にIT教育と銘打ってはやってないのでと最初断ったのだが,実際にやっていることでいいからということで,現代文化学系の現代史と僕の専修でやっていることを教育に限らず話したもの.これも案外好評.人文学の人がかなり来ていて,小野沢さんのNARA訪問の例を出したのだが,昔,岩手大で同僚でしたという人がいた.神戸で同僚だった賀谷さんも講演者として呼ばれていて,スパコン関係で共通の知人がかなりあり二人で噂話.(^^)

田中イベントでは IT教育専門に雇用されていると思われる若い人たちから質問がでていた.ITリタラシーの専門家が少なすぎる,そういう専門家がITリタラシーの教育の携わるべきではないか,とか,どうすれば文系の人にもっとITを使ってもらえるかとか,僕の私見からすると,それでは困ると思える質問だった.共通のIT教育でできることなどホンのわずか.そいうものを作って,無理矢理ITを押し付けても,かえって嫌われるだけだ.東大のITの共通の教科書を以前見たが,もうしわけないけど,何にも面白くなかった.あれでは必要な力はつかないだろう.まあ,面白くなく,力もつかないこと高校の教科書並みというところか.それより,コンビで売っているような週刊ASCIIとか,Google本の方が生き生きとしていると思う. ITは生ものですからね.一人の方からは後で直接質問をされたので,押し付けてはだめで,ユーザーの立場に立たないといけないと答えておいた.最初にITありきのIT,ITのためのITは,もうこの時代にはそれほど多くは必要ない.ITが,そういうものを遥かに超えるほどの社会的重要性をもつようになったからだ.特定の一専門分野だと思ってはいけない時代にもう入っている.でも,日本はそのはるか手前の方で足踏みをしている....(ムーンウォークしてたりして.(^^;))


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